手術日 ー後編ー
さて手術を終えて病室に戻って来たのですが、
帰室後6時間はベッドで安静と決まってました。
頭を動かすと麻酔の影響で頭痛が出る事があるそうで。
他に予定として、
帰室5時間後に鎮痛剤の点滴。
帰室6時間後に点滴に抜く。(状況によっては翌朝)
帰室6時間経過してから腸の動きを確認してから、
看護師付き添いで水が飲める。=それまで絶飲。
帰室6時間経過し、歩行できるようになれば、
パジャマに着替えて下着に尿とりパッド装着。
(それまでは手術着+おむつ)
点滴への鎮痛剤の追加は、機械式に定量投薬で、
コンセントに繋いでて、
充電式なのでトイレ等にはコンセント外して行って、戻ったらまたコンセントに繋ぐ。
なんか、プレッシャーがドーンッときだした。
自由にトイレにも行けない…って。
それでもなんかトイレに行きたい気がしてきた。
朝一以後ずっと行ってない訳だしね。
最初の歩行は看護師が付き添うと言ってたので、
呼んで、トイレ行きたいと言ったら、
まだ6時間経ってないからベッド上でして貰うと言われた。
えぇ?!Σ(゚д゚|||)
和式便器のかなり小型みたいなの持って来て、
お尻の下に入れられ、トイレットペーパーを掛けられた。
この状態でしろと?絶対こぼれるでしょ?
「勢いよくしたらこぼれるかもしれませんね」
…(゚Д゚)ヲィ
やれっつぅならやってやんよー٩(๑`^´๑)۶
ベッド汚れたら替えて貰う!
と思ったけど出なかった。
「出ない人が多いんです」と看護師さん。
手術でごちゃごちゃされた感覚からトイレ行きたい錯覚起こしてる人が多いそうな。
でも、行きたいの我慢してキュー!となってる感覚があると言ったら、
センサーをお腹に当てて、溜まってる尿を測りはって、
「400ccほどありますね。管挿して出します?」
管挿すのがどんなのか分からなかったけど、
お願いした。
痛いのかなぁ…と心配したけど、
痛みも違和感もなかった。
挿せたのかすらも分からない内に、
気付いたら下腹部を軽く押され、
ぴゅーと管通って尿瓶に出て行ってた。
こんな簡単ならあの変な小型便器じゃなく
最初からこっちでやってよ!٩(๑`^´๑)۶
まぁ、まだ麻酔の効果があっての無感覚だったのかもしれないけどね。
わたしは朝一に手術だったので、夕食から食事可。
手術が午後の場合は翌朝からの食事になるそうです。
手術日はシャワー不可。
術後に熱が上がって来て、
歯がガチガチなるほど震えてた。
38.5度くらいまで上がり、なかなかしんどかった。
偶に手術後に高熱出す人もいるんだって。
痛み止めに解熱作用も含まれてるから、
もう飲む薬もなく、アイスノン頼み。
痛み止めには眠気を催す成分も入ってるらしく、
ずっとウトウトを繰り返してたんだけど、
ほら、うたた寝の時に何か足をガクーッと踏み外す感覚がある事ってあるやん?
それが何故か踏み外すんじゃなく、
お尻にギューッとキて、
ウトウト…ギューッ!の繰り返し
がちょっと辛かった(╥ω╥`)
点滴は鎮痛剤の関係で6時間後もまだ抜かれず、
夜中まで続いた。
2時半とか3時半とかの夜中だったんだけど、
機械が大きなアラーム鳴らし、終わった事を報せ
看護師さんが来て、点滴外してくれた。
やっっった!自由ダーーー!*。٩(ˊᗜˋ*)و*。
と本当に嬉しかった。
何かに繋がれてるって凄い精神疲労ね。
もう二度と入院したくないと思った。
でも凄いと思ったのは、点滴を腕に留めてたテープ。
動いても抜けないように密着してて、
端っこすら剥がれて来てなかった。
バンドエイドとかテーピングテープとかは端っこ剥がれてきて繊維ゴミ着いたりするやん?
そういうのなかった。
なのに、剥がす時に皮膚が引っ張られて痛いなんて事もなく。
わたしは皮膚弱いから、こういうのカブレたりするんだけど、カブレもなく。
くっつき過ぎて表皮奪われる事あるんだけど、そんな事もなく。
とても優秀。